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2007年09月03日

講演会 in 館林報告

こんにちは
さて、不定期アップの古写真ブログですが、先日(8/19)、群馬県立館林美術館で講演会をしてまいりましたのでそのご報告をいたします。
この講演会は、7/29に日本大学藝術学部教授の高橋則英先生がご講演された「幕末・明治写真史入門」に続いて、僭越ながら企画者として『「夜明けまえ」の写真-イメージなのか物なのか-』と題してお話をさせていただきました。
猛暑の時期ではありましたが、当日は比較的気温も下がってすごしやすく、それでいて気持ちよく晴れ渡っておりました。
tatebayashi.JPG
館林美術館の楽園のようなお庭

そんな中、大勢の方がおいでくださいました。
かいつまんで内容をご報告します。

・写真というメディアの一般性
・歴史の中の写真
・明治期における写真との距離
・イメージの外にある情報の重要性
・物として写真を見るということ

僕自身が伝えたいのは、写真はイメージを支える器も含めてのものであって、イメージだけを抽出して写真を理解しようとしないでほしいということ。物として、表の画像だけでなく画像を支える台紙や、印画紙の裏面、ここに書かれた内容や素材などのなかにさまざまな情報が隠れているということです。
古写真に限らず、写真というとどうしても「何が写っているか」が重要になって「誰が写したか?」や「どうして写したか?」が軽視されてしまいがちです。
近藤勇の写真は有名ですが、これを撮影したひとについて、実はまだ明確な決着がついていないことは案外知られていないことを考えると話はクリアでしょう。当日は、展示作品をプロジェクションしたり、ぼくの先祖の写真(アンブロタイプ)などをお見せしながら、楽しくお話させていただきました。
このような機会をくださった館林美術館に感謝です。

さて、群馬県立館林美術館での本展も余すところ一週間。
9/9(日)には終了です。
最終日は14:00から、僕のギャラリートークもございます。
まだご覧になっていない方は、ぜひぜひご来場ください。

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