高橋先生講演、鶏卵紙ワークショップ、展示替 in 館林美術館
先月末から、ずっと館林weekだった三井です。
そして、一昨日から今日まで「キュレーターズチョイス07」の展示設営でした。そんなわけで、ズイブン更新が遅れてしまいました。
すみませぬ。
さてさて、ご報告ご報告。
まずは、7/29に開催された日本大学藝術学部写真学科教授・高橋則英先生の講演会。「幕末・明治写真史入門」と題してお話しをされました。とても明快で、わかりやすく黎明期の写真を解説いただき、参加されていた方々も喜んでおられました。
どんな内容かというと・・・。
写真前史のカメラ・オブスクラのお話から、感光材料の発明を概観。日本への渡来から明治初年の天皇・皇后両陛下写真撮影や西国巡幸を経て、北海道開拓や炭鉱をはじめとする近代化する日本の記録としての写真。最後は明治を特徴付ける横浜写真にも触れられるなど、至れり尽くせりの構成でした。一度聴けば、古写真通になれる!という感じのスペシャルな講演会でした。
そして、8/4-5に行われた「古典技法・鶏卵紙ワークショップ」。二日で18名の方が参加されました。
卵白紙(感光性を持たせる前の鶏卵紙)つくり体験の後、暗室で硝酸銀を塗布、午後から日光の下で焼付け、水現像、定着、水洗を行うというものです。館林美術館は光り輝く芝生に抱かれた美術館。両日とも晴天に恵まれて、ちょっと暑かったけれど、ものすごく気持ちのいいワークショップでした。
8/6-7は夜明けまえ展の展示替。
展示中の丸秘画像を公開!(大げさですね。すみません)
館林美術館の展覧会担当:中田さんがとてもきっちりと準備しておいてくださったおかげで、作業はとてもスムースに進みました。8/8からは後期の作品群をご覧いただいております。写真美術館で見逃された方はぜひぜひ館林へお運びください。
付け合せはなまずのてんぷらです。鯰料理というと、泥臭いようなイメージがあるかもしれませんが、とんでもない。とても淡白な白身のお魚で、ものすごくおいしい。ちょっと癖になります。肝心のうどんは繊細でコシの強い麺。すべらかなのど越しは最高です。比較的駅にも近いので、おすすめです。
ところで、本日は東京都写真美術館の「キュレーターズ・チョイス07」のプレス公開日。
今年の三井チョイスはずばり「アンブロタイプ」!です。ちょっと幕末の写場気分を味わえるコーナーを作ったり、小さいながら楽しんで組み立てました。11〈土〉からスタートです。
ちなみに展示室で上野彦馬の『舎密局必携』を展示しておりますが、こちらの復刻版は当館の図書室で手にとって読むことができますので、こちらもぜひぜひご覧くださいませ。